緑内障になりやすい人
緑内障の進行を止める予防
家の中でも、外の道路でもいいのですが、目を閉じて、真っ直ぐ歩く事ができますか? 仮に出来たとしても凄く不安感がありますよね。普段、全く意識していない、眼で確認出来る視界の重要性を認識する瞬間ですよね。
目は見えて当たり前、でも、もし突然、目が見えなくなったら?なんて、考えたことはあるでしょうか? 緑内障は、早期発見をして、適切な治療を受ければ失明を避けることが出来る病気です。
緑内障の原因とは
緑内障の原因とは何でしょうか? 緑内障の主な原因は、眼球内の圧力が高くなる事です。私たちの目は、しっかりと網膜で像を結ぶ為に、眼球内の圧力が一定に保たれ、眼球は、丸い形を保っています。眼圧と房水の関係
この丸い形を保つ圧力のことを「眼圧」といいます。ちなみに、正常値としては、10~21mmHgとされています。では、どうして眼球内の圧力が高くなってしまうのでしょうか?。眼圧を調整しているのが、房水と呼ばれる水分なんです。
房水は、毛様体という場所で分泌され、水晶体の周りである後房を循環した後、虹彩と角膜の間である前房へ流れて、線維柱帯と呼ばれるフィルターのような部分を通ってシュレム管から排出されていきます。房水の分泌と排出のバランスが保たれることによって眼圧も一定に保たれています。
ところが・・・・房水の排水口となる隅角が狭くなってしまったり(閉塞隅角緑内障)、線維柱帯が目詰まりを起こしてしまうと(発開放隅角緑内障)、房水の排出が上手くいかなくなってしまい、眼球の中に房水が一杯に溜まってしまいます。その結果、眼圧が上がってしまうことになります。
原発正常眼圧緑内障
しかし、原発正常眼圧緑内障(NTG)のように、眼球内の圧力が正常であるのにもかかわらず、緑内障になるケースもります。また、人によって眼圧の適切な数値も異なるのです。人によって仕事も生活環境も違います。その置かれた環境の中で、眼球内の圧力が、正常な範囲より高くなる時間帯が多くなる人もいます。
眼圧変動の原因には、春夏秋冬、運動、喫煙、体調変化が大きく関わっています。一日の生活の中でも、昼間は高く、夜は低くなる傾向があります。眼圧日内変動とも呼ばれ、個人差があります。中には、夜中の眼圧が異常に上昇する人もいます。また、視神経が普通の人よりも元々弱く一般的に正常な範囲の眼圧でも、傷がついてしまうケースもあります。
緑内障になりやすい人とは
緑内障を引き起こす眼圧の原因は、人によって異なるのです。ですので、ご自分の眼圧が、正常の範囲内だから、絶対に安心、というわけでもないのです。緑内障になりやすい人一般的には、以下のような体質・環境の人が緑内障になりやすいと言われています。
・家族に緑内障患者がいる人
・強い近視をもっている人
・いつも頭痛に悩まされている人
・平常の体温が低い人
・冷え性が強い人
・低血圧の人
特に女性は、複数に当てはまる人が多いいと思います。心当たりがある人は、充分に注意しましょう。最後の「低血圧の人」ですが、やはり、低血圧は、全ての病気にも繋がります。
血流が悪い人は、身体中の末梢血管への影響はもちろんですが、視神経にも、ダメージを与える大きな原因になると思われます。お父様、お母様等の近い家族の中で、緑内障を発症している人がいてご自身の近視も強く、40歳を過ぎた女性の方でしたら、一度は、眼科での検診をオススメします。もしも、緑内障が見つかったとしても、早期発見で進行を遅らせることが可能なのです。
緑内障予備軍チェック!
自分で簡単に出来る、緑内障の予備軍をチェックする項目です。迷わずに、直感的に思い当たる事をチェックして、下の「結果を見る」のボタンをクリックしてみてください。あまり神経質になる必要はありませんが、緑内障予備軍の可能性が「60%」以上になった時は、注意してみてくださいね。
診断結果
▼ 緑内障予備軍の可能性「10%」
将来、緑内障になってしまう危険がゼロではないものの、ストレスを抱え込んだり、目を酷使する生活をしてしまうと、すぐに予備軍になってしまいます。予防には睡眠を十分にとり、目をいたわる生活を心がけましょう。
▼ 緑内障予備軍の可能性「30%」
緑内障予備軍と言っても過言ではないラインです。体調の変化が訪れた時に、緑内障を発症する可能性も出てきます。風邪がなかなか治らないなどの免疫力が下がってきたような状態が続くようでしたら、軽い運動を生活に取り入れるなど、予防には体全体の調子を整えていくことを考えましょう。
▼ 緑内障予備軍の可能性「60%」
緑内障予備軍である可能性が大いにあります。体の不調から目に大きな影響が出てきますので、体調管理を心がけ、栄養面からも運動面からも、予防には生活全体を見直していきましょう。
▼ 緑内障予備軍の可能性「90%」
すでに目に違和感があるのではないでしょうか?視野の欠損などの症状が起こっていても気がついていない場合もありますので、まずは眼科で検診を受けて目の状態を確認し、予防・改善を始めてきましょう。
あるエクササイズ?をする事で緑内障を改善
なんか目に違和感がずっとあって、気になって眼科に行ったら、緑内障と診断されてしまった、なんて人が意外と多いいようです。不安ですよね。眼圧が下がらないし、視野狭窄の進行が止まらなかったらどうしよう。あり前だけど、失明なんてしたくない。
緑内障と診断された時は、さすがに耳を疑いました。まさか自分の中で、こんな大変な眼の病気が進行していたとは。でも、我々は40歳代になると20人に一人は緑内障になっているという統計があるそうなんです。
即、失明の恐れなんて無いにしても、いきなり、あなたは緑内障予備軍ですよ、と眼科医から言われてしまい、そう言えば、最近視界が暗くなった気がしていたし・・・。こんな人の不安を解決する、改善率90%以上の自宅で出来るエクササイズがあります。名付けて、緑内障改善エクササイズ。
明らかに視野が広くなった
失明の危険性すらあるのに、思っていたよりポピュラーな病気だったので驚いています。そんな中、薬を一切使わないで、自分自身の治癒力だけで緑内障の進行を止めるという内容が気に入り、この「緑内障改善エクササイズ」を試してみることにしました。
ハッキリ言って、身体に負担をかけないで緑内障を改善していくやり方や教材は、他にはあまりありませんでした。私にとってはこれがシックリ来たのです。この改善エクササイズをやり始めて3週間位が経ったある日、私は、私の視野の変化に気が付いたのです。
ホント嬉しかったです。視野が明らかに明るくなってきて、物が見やすくなったのです。ぼやけて見えていたものまで、輪郭がスッキリと見えるようになりました。眼の調子だけではなく、身体全体の体調も良くなってきて、自分が緑内障だという事を、つい忘れてしまいそうです。
血流と自律神経から緑内障を改善する?
血流の改善、自律神経の改善は、眼圧を下げると共に、眼圧以外の原因にも有効な緑内障改善のためのアプローチとして昨今は認知されています。緑内障になりやすい人というのは、肩がこりやすい、常に全身に倦怠感がある・・・ といった血流に関しての問題を抱えている人が多いいのです。
目の様々なトラブルを考える時、「目は目」、「身体は身体」だと分けて考えるのは間違いだと思います。あなたの目も、当然、あなたの身体の一部なのですから、身体全体をトータルで考える必要があるのです。
涙という有り難い液体
私達は「涙」と聞くと、悲しい時や嬉しい時に眼から自然に出てくるもの、とつい考えがちです。でも、人間の感情とは関係なく、常に涙は眼の中に分泌されています。実に有り難い液体なんです。
涙の基礎分泌
感情の起伏以外で、日常生活の中で分泌される涙を「基礎分泌」と呼びます。涙腺から常に微量ですが、涙は分泌されていて、薄い皮膜のように、私達の眼の表面を覆ってくれています。この基礎分泌の涙の量には、次のような3つの役割があるのです。
眼の乾燥を防いでいる
眼の表面を常に潤し覆ってくれ、大事な眼の機能を根本から助けてくれています。
眼を常に清潔に保ってくれている
風の強い日などに眼に入ってしまった、ゴミやホコリを洗い流してくれています。また、涙は殺菌作用も兼ね備えていて、眼に入ったばい菌を処理してくれるのです。
眼に栄養や酸素を運んでくれている
なんと角膜には血管というものが無い。なので、涙が栄養や酸素を眼に補給する役割を果たしてくれています。分泌された涙の一部は蒸発してしまいますが、蒸発せずに留まった涙は、涙点から涙嚢(るいのう)を通って、鼻涙管(びるいかん)という管を通り、鼻の奥を経て、喉に排出されるのです。
涙とまばたき
この有り難い「涙」を眼の表面全体に行き渡らせる役目を担うのが「まばたき」です。例えば、パソコンの画面を長時間見ていると、眼が乾いてしまうのは、気が付かない内に、「まばたき」が減ってしまうからなんです。
私達の眼という器官は、こんなにも微妙な環境の中で、「涙」と「まばたき」に支えられて、私達に「視界」という神業のような機能をもたらしてくれているのです。緑内障の疑いがある人は特に、眼に栄養や酸素を運んでくれる「涙」、その「涙」を循環させる「まばたき」の回数を極端に減らしてしまう、長時間のパソコン作業や、TV・ゲームには注意して生活してください。