緑内障の目薬の効果
緑内障の進行を止める予防

緑内障の目薬の効果~緑内障の進行を止める予防

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緑内障の目薬の効果
緑内障の進行を止める予防

病院で、緑内障の治療を受ければ、必ず目薬が処方されます。まずは、点眼薬治療が基本となります。緑内障の進行具合、原因によっても目薬の種類が違います。点眼薬によって眼圧を下げることが目的となります。

これは、正常眼圧緑内障(NTG)の場合も同じです。点眼薬によって眼圧を下げ、進行を食い止める目的で処方されます。必ず、眼科の先生が出した処方箋にそった目薬を使ってください。そんな緑内障の目薬の知識として読んで頂ければと思います。緑内障の目薬の効果についてです。

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代表的な緑内障の目薬

緑内障の目薬の詳細代表的な緑内障の目薬を列挙します。

交感神経遮断の目薬

β(ベータ)遮断薬、α(アルファ)遮断薬、αβ遮断薬の種類があります。眼圧を下げるのに、とても効果的な目薬になります。効果が高い上に、副作用も少ないので、緑内障の治療に、現在は、最も多く使用されている目薬です。商品名としては、ミケラン、チモプトール、リズモンTG、ベトプティック、ハイパジール、ミロル、デタントール、といったものです。

プロスタグランジン関連の目薬

眼球の周りの膜から、房水の排出をスムーズにする効用があります。これにより眼圧を下げることが可能です。1日1回の点眼で効果が得られるので、人気があります。商品名としては、レスキュラ、キサラタン、タプロスといったものです。

炭酸脱水酵素阻害の目薬

房水の生産を減らす効用があります。一般的な目薬は、サラサラした水のような液体ですが、この炭酸脱水酵素阻害薬は、トロっとしています。ですので、慣れるまで点眼に苦労するかもしれません。同じような効用がある目薬と比べると、効果は低いです。ただ、副作用が少ないので、体への負担は軽減できます。商品名としては、トルソプト、エイゾプトといったものです。

副交感神経作動の目薬

現在は、上記のβ(ベータ)遮断薬が主流ですが、以前は、緑内障の治療に、最も多く使用されていた目薬です。毛様体筋を縮めて、繊維柱体のフィルターを広げる効用があります。この効用より房水の排出を良くし、眼圧を下げます。しかし、瞳孔が小さくなる副作用等があるため現在では、ほとんど使われることがなくなりました。商品名としては、サンピロといったものです。

交感神経刺激の目薬

交感神経を遮断するのではなく刺激し、房水の分泌を抑制し房水の排出を促進して眼圧を下げます。瞳が開きやすくなり、視界がボヤけることがあるので、これも、最近は、あまり使われることがなくなりました。商品名としては、ピバレフリンといったものです。

緑内障の治療に効果のある目薬は、沢山存在します。どの目薬にも、必ず副作用があるので、知識だけに留めて、ご自分で判断されず、必ず、眼科の先生が出した処方箋にそった目薬を使ってください。

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緑内障の主な種類

原発開放隅角緑内障

房水の出口である線維柱帯が徐々に目詰まりしていき、眼圧が上がって、ゆっくりと進行していく緑内障です。

発達緑内障

生まれつき眼内の水の流れる道が未発達であることから起こる緑内障です。

原発閉塞隅角緑内障

隅角が狭く房水の流れが妨げられ眼圧が上昇し視野の欠損が起こります。慢性型と急性型があります。

続発緑内障

その他の目の疾患による眼圧上昇や、ステロイドホルモン剤などの薬剤によって眼圧が上がり視野の欠損が起きる緑内障です。

正常眼圧緑内障

眼圧が正常範囲(10~21mmHg)にも関わらず視野の欠損が起きる緑内障で、日本人に多く、緑内障の7割がこの緑内障だと言われています。

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緑内障予備軍チェック!

ご自身で簡単に出来る、緑内障の予備軍をチェックする項目です。直感的に思い当たる事をチェックして、下の「結果を見る」のボタンをクリックしてみてください。あまり神経質になる必要はありませんが、緑内障予備軍の可能性が「60%」以上になった時は、注意してみてください。

極度の近視である
電気をつけていても暗いと感じることがある
常にストレスを抱えている
偏頭痛がある
時々目に痛みを感じる
目の周りにクマがある
夏でも手足が冷たい
常に眼精疲労を感じる
目が充血しやすい
親族に緑内障の人がいる
極端に視力が落ちたと感じる
現在40歳以上である
慢性的に肩や首が凝っている
時々目がかすむ
汗をかきにくい


診断結果

▼ 緑内障予備軍の可能性「10%」
将来、緑内障になってしまう危険がゼロではないものの、ストレスを抱え込んだり、目を酷使する生活をしてしまうと、すぐに予備軍になってしまいます。予防には睡眠を十分にとり、目をいたわる生活を心がけましょう。

▼ 緑内障予備軍の可能性「30%」
緑内障予備軍と言っても過言ではないラインです。体調の変化が訪れた時に、緑内障を発症する可能性も出てきます。風邪がなかなか治らないなどの免疫力が下がってきたような状態が続くようでしたら、軽い運動を生活に取り入れるなど、予防には体全体の調子を整えていくことを考えましょう。

▼ 緑内障予備軍の可能性「60%」
緑内障予備軍である可能性が大いにあります。体の不調から目に大きな影響が出てきますので、体調管理を心がけ、栄養面からも運動面からも、予防には生活全体を見直していきましょう。

▼ 緑内障予備軍の可能性「90%」
すでに目に違和感があるのではないでしょうか?視野の欠損などの症状が起こっていても気がついていない場合もありますので、まずは眼科で検診を受けて目の状態を確認し、予防・改善を始めてきましょう。

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緑内障に特化したエクササイズとは?

視野に違和感がずっとあって、なんとなく気になって眼科に行ったら、緑内障と診断されてしまった。これってかなり不安ですよね。目薬を点滴しても、ちっとも眼圧が下がらないし、視野狭窄の進行が止まらない、なんて夢を見たりしました。もちろん、失明なんてしたくないのです。

もちろん、緑内障って数年かけて進行する病気なので、直ぐに失明の恐れは無いにしても、眼科医から、あなたは緑内障予備軍ですね、なんて言われたら。そう言えば、何となく最近視界が暗くなった気が? こんな人の不安を解決する、改善率90%以上の自分で出来る、緑内障改善に特化したエクササイズなんです。

正直言うと、私は60歳になるまでに、白内障の手術を2回も受けました。そしてさらに緑内障も起きていると眼科医に言われました。なので年齢を考えると、これから今の視力を維持して暮らすのは、難しいかもしれないな~と覚悟はしていたのですが。

疲労感なく見える感覚に

私の眼が弱いのは子供の頃からの体質で、仕方がないことだと諦めていたのです。というのは、私の母も祖父も、60歳になる手前で、白内障で、視力がかなり落ちていたからです。その事を考えると、まだ物が見えているだけでも幸せなのかも、と思えたりするのですが。

でも、娘の勧めで、この今野先生の「緑内障改善エクササイズ」を試してみることにしました。最悪、失明してしまっては、何も出来ない日々が続き、絶望すら感じるであろう自分に少しでも希望が持てたらと思ったのでした。

結果、この「緑内障改善エクササイズ」で、私は救われました。まず最初に、周囲が疲労感なく、明るく見えやすくなる感覚をおぼえました。物を見るということが、どんどん疲れなくなってきたのです。生き生きとした視力の改善を感じるようになったのです。

自分で出来る緑内障改善エクササイズ
自分で出来る緑内障改善エクササイズ

緑内障は、血流と自律神経から?

血流の改善、自律神経の改善は、眼圧を下げると共に、眼圧以外の原因にも有効な、緑内障改善のためのアプローチとして昨今は認知されているようです。身体全体のバランスを整えるという観点から、今までの常識を覆す、緑内障改善のためのプログラムというものがあります。

眼の様々なトラブルを考える時、眼は眼だけ、身体は身体だと分けて考えるのは間違いだと思っています。あなたの目も、当然、あなたの身体の大事な一部なのですから、身体全体をトータルで考える必要があるのです。

血流と自律神経からの緑内障アプローチ
血流と自律神経からの緑内障アプローチ

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眼圧は絶えず変化している?

緑内障と眼圧の関係は特に密接ですが、眼圧って、常に一定ではないらしいです。というか、常に、流動・変化しています。眼圧変動の原因は沢山あるのですが、季節(冬にが圧は高くなる傾向がある)や、運動内容や、喫煙、飲酒、食事、身体の体重の変化などが上げられます。

眼圧日内変動

そして、眼圧は一日の間でも変化しているって、知ってました? 眼圧日内変動といって、一般的には、眼圧は日中に高くなって、夜間は低くなるのです。ですので、眼科に行って眼圧を測定する時間帯によっても変化が現れるということです。

しかし、この眼圧日内変動ですが、やはり人によって個体差があって、中には、昼間は正常でも、夜中に急激に上がる人もいます。このように変化する眼圧、必要以上に神経質になることもないのですが、夜中でも何か変だな? と感じたら、翌日には眼科を訪れてみる事をオススメします。自覚症状の無い緑内障は心配ですから。

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